全て終わりました。
結局俺には何も書けなかった。
まぎれもないヘタレ野郎だ。一週間自分の部屋に篭り続けて何も書けなかっただなんて誰にもいえねー。
でも何もこれから一生何も書けなくなったわけでもねー。
要はこの機会に得たものを今後どう生かすかだ。
俺がこの一週間ひたすら机と格闘して気付いた自分に足りないところ
余りにも足りなすぎて何が足りないのかさえわかんねー。
これだから何かくだらねぇもんでもちゃんと書いとくべきだったんだ。
っていうか全て足りねぇ。
今一番足りないのは学力。
結局そうなっちまうんだもんなー仕方ねぇぜ・・・。
あと、常に物語をちびちびでもいいから常に書き続けていくこと。
書いている間は作家だ。
しかし情けねぇな。
書きたくねぇなら書かなきゃいいんだ。
やめだやめだちくしょーー。
結局口だけなんだよ。
やる気以前の問題だ。
昔の夢にいつまでも必死でしがみつきやがって。
あらゆる前例とか他人の意見とかもうどうでもいいよ。
俺がやりたい事はなんなんだ。
つってもまぁ今はあくまで蛍雪時代なんだけどな。
自分で自分が情けねぇよ。
自分に自信がねぇから不確かなモンにすがりつくんだ。
確かなモノはなんだ！？
自分だって移り変わるぜ？
周りなんて言うまでもなく目まぐるしく変わっていく。
確かなモンってのは不確かなモンの中にあるんじゃねぇだろうか。
諸行無常の響きが鐘の音の中にあったようにな。
あーーモヤモヤする！！
とりあえず今は蛍雪時代なんだ！
「広い世界を見ろ。後は自分で決めろ。」
世界を見るための水晶体として俺は「書く」事を選んだんだったっけな。
でもそこに作為があるのは違うと思うんだよ。
どっちにせよ、今の俺なんて何の役にもたたねー石ころみたいなもんなんだよ。
それがわかってよかったよ。それが唯一得たモンかもな。
俺なんて本当にしょうもねー奴なんだ。夢見がちなあの頃とは確かに違うぜ。
才能があるなんて漠然としたすがり方しやがってなんて俺だ。
とりあえず今は勉強して、あとなんかやりたいことがあったらそれをやって、で、出来る限り世界の情報を集めんだ。俺のアンテナにひっかかる何かを見つけるために。
謙虚な姿勢で。
そして恐れることなく。
どっかで「甘え」があった。不確かな自分の才能なんつうわけわかんねーものへの。
今、それが何もないって気づいた。
もう無くすものは何もない。
一枚岩でぶつかっていけ！痛々しい匍匐前進こそが俺のマーチだ！
臆病だけは本当に同情の余地がねぇ。
カッコいい生き方をしようぜ。
何度倒れたっていい。
自分に嘘ついて生きるよりは。
臆病っつうのは本当に同情の余地がねぇぜ。
何も難しい事をしろっつってんじゃねぇ。
バカみたいに生きればいいんだよ。
大好きなあのコに「バカ・・・」って微笑みながら言ってもらえるようなバカさでな！
泥臭く行け！俺なんか所詮ゴキブリみてぇなもんなんだからよっ！
イケメンでもねぇ！切れ者でもねぇ！喧嘩も弱ぇ！その上自分勝手で他人のことなんか全然考えちゃいねぇ！
・・・なんか最低やな・・・。
でも・・・でもな！で・・・デーモン小暮！！！
誰よりもしぶとくて、誰よりも純粋なんだよ俺は！
うーーーん説得力がない・・・！！！
畜生！待ったなしだ！今に見てやがれ！
ディーワイ